それは本当にあなたの聞きたいことですか?
こんにちは!Granny’s オンライン英語教室のGranny Hirokoです。
今日は朝から、メルボルン在住の生徒のEさんから「ヒロコさん、Help!」のラインが。
子供さんの歯医者さんの予約、キャンセル待ちしてるんだけど、
来年三月まで予約空かないって言われて、困っていると。
虫歯が5本もあるのに、ずっと放置してるし、って。
えー!可哀そう!なんとかしましょう!
嘘も方便。痛みを訴えだしているから、予約を前倒しにしてくれと。
で、姉弟連続時間で予約してるので、歯科衛生士が二人一緒じゃないとだめだと
思い込んでいるみたいらしいのだと。
二人別々でも構わないから
とにかく早く見てほしい、っていう内容を『翻訳アプリ』に
入力したら、どうやらまた『意味不明な英訳』をされちゃったらしい。
日本人の思考をそのまま翻訳機にかけてしまうと、
しばしば、とんでもない英訳が出てきますからね。
で、一番伝えたいことは、次の三点に絞って。
I can take each of my children there on different days.
These days they're complaining of tooth decay pain.
Please move the schedule forward as soon as possible.
子供たちそれぞれを別日にそちらへ連れていけます。
最近虫歯の痛みを訴えているので。
できる限りスケジュールの前倒しをお願い致します。
早速メールを送ったらしいので、またどんな返信が来るやら、楽しみです。
先日も、彼女は、二月からお子さんたちを通わせる小学校の窓口で
担当者を呼び出したいんだけど、
「〇〇さん、おられますか?」ってなんて言ったらいいかわかんなくて、と。
うんうん、日本人ならそう聞くよね。
で、Eさんに聞きました。
「その担当者がいるかどうか確認して、あなたはどうしたいの?」
「え?会って話したいです。」
「そう!それ!それを言えばいいんだよ。」
Can I see Ms. Brown?
ブラウン先生にお目にかかれますか?
もしくは
Can I talk to Ms. Brown?
ブラウン先生とお話できますか?
もちろん、IsMs. Brown in the teachers’ room?
ブラウン先生は職員室にいらっしゃいますか?
みたいな聞き方もできますが。
普通、会社などに面接に行ったときには、
Can I see 会いたい人? のフレーズがナチュラルですね。
「英語で答えたい」のに、「日本語で考えてしまう」
日本人って、つくづく、「相手主体」で会話しているなあと。
「相手がいるかいないか」じゃなく「私が会いたくて来てるんだ」と
私主体で作文してみてください。
英作文をする前に「それは本当に自分が聞きたいことなのか?」
って考えてみてね。
謙虚さは日本国内では必要ですが、いったんよその国に行けばその国のルールで。
余分な遠慮も謙虚さも不要です。
来週からは、クリスマス休暇で、ゴールドコーストに行くっておっしゃっていたEさん。
いいなあ!うらやましい!
サーフボードに乗ってやってくるサンタクロースによろしくね。