I don't know.が言えますか?
こんにちは!Granny’s オンライン英語教室のGranny Hirokoです。
今朝はオーストラリア在住の大人の生徒さんとのレッスンでした。
日常会話の中で使いたい表現のおさらいを中心に、中学英語の文法の復習を
一生懸命にやってくださっています。
彼女の素敵なところは、『決して知ったかぶりをしないところ』
わからないことを、素直に、『それ、わからないです!』
『Hirokoさん、もう一回説明して!』って言えるところ。
子供でもそうですが、大人になると、『知らないことを認める』って
なかなかにプライドが邪魔をするし、勇気のいることですよね。
でも、これができる人は、必ず成長します。
『生徒がわかっているのかわからないのかがわからないということ』
これが教師にとっては一番厄介です。
どこから、どうやって教えたらいいか迷いますからね。
だから、「わかりません!」って言ってくれる生徒さんはとても可愛い。
愛しくなります、何とかしてわかってもらえるように、がんばって教えようという
教師魂に火をつけてくれる存在です。
『無知の知』 自分に知識がないことを自覚するという概念。
ソクラテスの言葉ですよね。
『知らないことを知らないこと』の方が、『知らないこと』よりもずっと罪深いと彼は説きました。
学習において、これを実践できる生徒さんは、必ず、必ず、伸びます。
The only good is knowledge and the only evil is ignorance.
唯一の善は『知(知ること)』であり、唯一の悪は『無知(知らないこと)』である。
私も、肝に銘じて、「知ったかぶりをしない指導者」でありたいと思います。
いやあ、知らないことばっかしですよ、60年以上生きてきても。
知らないことだらけ。だから、人生は楽しい。
明日もまた、『知らないこと』に出会えますように。