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愛の匙加減

愛の匙加減



こんにちは!Granny’s オンライン英語教室のGranny Hirokoです。

今日は二十四節気のひとつ、小雪。

明日は全国的に冷たい雨の予報。今年は厳冬の予想もされているし、

秋、短かったなあ、とつくづく。

また、明日の雨が上がれば、季節は、ぐん!と進むのでしょうね。

 

今週から公立中学校は二学期末テストのところが多いはず。うちの校区の中学生達も、昼前に下校していました。

大声で、テストの答え合わせをしながら。

英語の話なんかしていると、つい、耳をそばだててしまうGranny.

ざんねーん!それ、間違ってるわ、って解答と解説をしてあげたくなる。(しませんが)

 

今日は、嬉しいニュースが。

8月からオンラインレッスンを始めた高校三年生が、今日、公募推薦入試の二つの方式、

両方ともに合格していました。おめでとう!よく頑張ったね!

これで、安全ネットを張れましたから、ここから、どんどん高く高く、飛んで欲しいと思います。

 

私自身は、大学受験の大失敗者なので。

後進には、同じ轍は踏ませたくない。

しっかりサポートして、三月までがんばっていただくことにいたしましょう。

 

18歳の試練。

まだ、自分の人生目標なんて、決まっていない子がほとんどですから。

何の為にがんばってるか、ちょっとよくわかんないままに、受験戦争に突入。

やりたいこと、好きなことが1つでもあれば、将来のゴールを決めて

そこから逆引きで、それに至るに近い確実な道筋を描けばいいのですが。

目標だって変わるし、たった18年の人生経験からは、先行きに自信が持てる方が

不思議かも知れません。

そして、若い日には、なかなか素直に親の話は聞けなかったりもする。

私自身もそうでしたから。

 

若い日を振り返ると、苦い思いも。

でも、自分で決めた選択肢に言い訳はできませんから。

全て、最終決断は、子供にゆだねたらいいと、私は思っています。

「転ばないとわからない痛さ」もあります。

その痛みは、次、転ぶ時の「用心」になります。

そして、「上手な転び方」を覚えれば大けがもしませんから。

 

いつも、転ぶ前に、親が手を差し伸べてばかりいては、

いつか、親に支える力がなくなった時に大けがをさせることになりますから。

 

可愛い子には旅をさせ。

獅子は我が子を谷底へも突き落とす。

 

昔の人はうまく言いましたね。

でも、その厳しさは「深い愛情」にしっかりと裏打ちされています。

決して「放任」や「ネグレクト」とは違います。

 

 

飴と鞭の匙加減、難しいですけれど。