ネイティブが使う日常会話 その1

ネイティブが使う日常会話 その1



こんにちは!Grannysオンライン英語教室のGranny Hirokoです。

 

昨日は英検二次対策の話で、ちょっと固かったし、文章で解説するには難しい内容だったので、今日は、誰でも、海外旅行とかで簡単に使える相槌フレーズのお話を。

 

今朝は、メルボルン在住のEさんの、日常会話のレッスンでした。

レッスンは、基本中学英語からの文法をやり直して、中学英語レベルで日常会話をこなせるようになること。

そして、日々の彼女の暮らしの中の疑問点に答え、彼女が日常生活で英語で伝えたい内容を英訳して、発音やアクセント指導をし、彼女がそれを活用できるようにすること。

この二点がコンセプトの二大柱です。

 

 

で、今日は前半は文法、後半、彼女の疑問点を訪ねました。



1)  接客しに近づいて来た店員への返答、みんななんて言ってるの?

 

衣料品店などで、よく、近づいて、接客しようと

Can I help you?

って声をかけてくる定員に、現地の人がよく、

 「オーグーー!」「オール、グッ!」みたいな返答をしていると。

 

ん?なんそれ?

オーグー?

あ、All goodね!

直訳したら、万事うまくいってます!全部大丈夫です!

 

つまり、「お構いなく、見てるだけです。」って遠回しな表現なのね。

Just looking!がよく、旅行英会話のガイドブックに載っていますが、

調べたらオーストラリア、ニュージーランドでは、このAll good! が主流のようです。

ところ変われば英語も違いますからね。

Eさんは、「そうかあ、そういう意味だから、店員さん、それ言われたらさーって離れてったんだ。

私も今日からじゃんじゃん使おう!」と笑ってくれました。

 

Thank you. は、オーストラリアは、殆どがTa.だしね。

ただ、昔はよく中学英語教科書にも載っていた、挨拶のフレーズ

Good day , Mate !(発音は、『英語でカタカナ』でいくと、グダイマイト)

Hello, friends. の意味で用いられる挨拶も、今はメルボルンような都心ではほぼ聞かれないいうことです。

これは今まさしくメルボルン滞在中のEさんのお話から最新情報ですね。

 

田舎に行けば、まだまだこってこてのオージ^―訛りの英語を聞くことになるのでしょうが。都市部でもブルーカラーや、下層階級には強い訛りが残っているようです。



2)次にもう一つの疑問は、スーパーのレジ係との会話。

スーパーのレジで支払いを済ませると、レジ係さんが、

Thank you.と言いながらおつりやレシートをくれる、そのとき、なんて返したらいい?とEさんからご質問が。

こちらも、軽くThank you でいいですよ、あるいはYou too.かな、とお教えしたのですが。

すると、Eさんは

「ノーワリー? ノーワリア? ノーワズ?みたいなことを言うんです、みんな。何なんだろう?」って。

 

 

これもすぐにわかりましたよ、 No worries.

直訳したら、心配無用。つまり、

どういたしまして。お気遣いなく。あ、全然いいよ。

など、場面に応じて日本語訳は変わるでしょうが。

 

たとえば、テーブルの端にある塩を取って、なんて頼むときも

Pass me the salt ,please.

No worries.

ここでは、Here you are ,のかわりに、「あ、はいはい、。」みたいな

相槌代わりに使っています。

それにしても、No worriesが『ノーワリ』に聞こえたEさん、いい耳してますよ。

この調子でどんどんヒアリングして、わからなかったら、メモしてきて

レッスンで一緒に答えを探そうね、って約束してレッスンを終えました。

 

All good !

No worries!

 

あなたの海外旅行にもきっと即役立つ、

短くてネイティブっぽいイケてるフレーズ。

 

ぜひ覚えて使ってみてくださいませ!

Eさんとのレッスンで私も学ばせていただく、オーストラリア英語事情

今後もシリーズ化決定?