Haiku Poem 英語俳句

Haiku Poem  英語俳句



こんにちは!Granny’s オンライン英語教室のGranny Hirokoです。

肌寒さに、明け方、布団を肩口まで引っ張り上げた朝。

明日は一転、25°を越え、週末にかけ、27、28度とまた気温上昇らしい。

身体がついて行かずにしんどいですね。

体調お気をつけください。

 

疲れた身体にビタミン補給。

ビタミンCがたっぷりの柿をいただきました。

 

柿は英語で persimmon。でも、欧米の柿は日本のそれとはずいぶんと違うそうで、

初めて日本で柿を食べたアメリカ人は

 

Japanese persimmons are really different from those of ours.

They tastes like fruits.

果物みたいな味するやん!

と、訳わかんないことを言うてました。

果物やねんけど、柿。(笑)

で、色々調べたら、あちゃらの柿は凍らせてシャーベット状にするか

ジャムにしてしまう。

イタリアンだと、トマトの代わりにカプレーゼにして、オリーブオイルとモッツアレラチーズと一緒に塩でいただく、生ハム巻いてたべる、みたいな感じらしい。

 

日本のあまーい、種無し柿をお出ししたら、いたく感激していましたわ。

 

と、柿の話をしていたら、

『柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺』 

正岡子規の有名な句が浮かんできました。

 

そういえば、学生時代英文学科の女子大生だったころ

英語で俳句を作らされました。

 

まずは、有名な俳人の俳句を英訳するんですが、

例えばこの正岡子規の句なんて英語に訳すのは超難しい。

 

そのまんま直訳して、

when I was eating a persimmon

the bell rang

at Horyuji-temle

なんて訳そうもんなら、確実に、成績はCを付けられましたね()

 

そう、俳句を直訳なんかしてしまったら

日本語の奥深さも余韻も全て損なわれて

小学生の作った詩みたいになってしまいます。

 

有名な俳句の英語訳は、様々な著名な翻訳家が試みておられますから、

ネットで検索してみてください。皆様それぞれに素晴らしいですから。

 

英語俳句にはいくつかルールがあって

短い三行の詩にすること(英詩には、十四行詩(ソネット)という定型詩がありますね)

季節を盛り込むこと

押韻を踏んだり、リズムを考えること

文頭の文字を大文字にしないこと

できるだけ、I(私は)の文を使わないこと

「切れ字」の代わりに ダッシュ(ー)や、コロン(:)などを用いる

be 動詞 冠詞 前置詞は省略してもいい

時制は現在形を用いる

文法にこだわる必要はない

 

などを教わりました。もちろん自由律の英語俳句もありですが。

目の前の事象や、心象風景を写真のように鋭く切り取って作れってことかな?

 

柿から、正岡子規、そして英語俳句にたどりついたGranny です。

 

ここでつたない一句。

浮かびました。

上のルールに即して作るとこんな感じなのかな?

書き留めておきます。

 

persimmon flavor

reminds me  old memory

autumn air rings out  callion tone

 

 

 

柿が呼ぶ

古い記憶や

カリヨンの音(ね)

 

お粗末でした。