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人生の分岐点

人生の分岐点



こんにちは!Granny’s英語教室のGranny Hirokoです。

 

早朝、激しい雷雨に見舞われました。

降れば土砂降り、照れば、カンカン照り。

酷暑の夏と、厳寒の冬。

もはや二季の国になりつつある、四季美し国、日本。

温暖化はどこかでストップさせねば、と、子供たちの未来が不安なGrannyです。

 

さて、今日は久々に、かつての教え子達とその保護者様数人に一斉メールではありますが、連絡を取りました。このブログを掲載しているホームページ作成にあたって、協力をしてくれた子達、お母さま方です。

 

もうほとんどが社会人。一番若い子も大学生になっているから、

ママさん達はほぼ子育ては終わっておられる世代ですが。

 

皆さん、Grannyがコロナ前に、対面レッスンをしていたころには、

送り迎えに来られて、玄関先で言葉を交わしたり、子育てや、進学の悩み相談にも

沢山乗ってきました。

生徒達は、生徒達で、進路相談や、友達関係の悩み等、色々と打ち明けてくれて

その都度、個人的に時間を割いて話を聞いたりしました。

 

このカウンセリングは、オンラインレッスンになっても、続けたい。

同じように、一人一人にこれからも寄り添っていきたいと考えています。

 

今日、私の一斉メールに、いの一番にレスをくれたKちゃん。

三人姉妹の長女、しっかり者です。

幼稚園の年少さんの時から、高校卒業時まで実に、13年間、私に師事してくれました。一番長く関わった生徒です。

 

彼女も社会人、そしてかつての私のように、教育産業で働いています。

教えることが好きで、学生時代から家庭教師や、個別教室の先生のバイトをしていました。

教育免許も取っているけれど、学校と言う教育現場は選ばず、社会人留学も視野に入れて、教育産業に就職した途端の、コロナ禍。

2020年が、大学入学組、就職一年組の子達は、本当に絶望の春を迎えていたはずです。

そんな彼女も社会人、数年目。色んな選択肢がちらつく頃でしょう。

 

教えることが好きで教育産業で働き始めたのに、いつの間にか教室運営、校舎管理を任され、上司から目標の『数字』を掲げられて仕事をしていたころ。

私も、ずっと『違和感』を感じながら仕事をしていました。

 

おかげ様のコミュ力と営業トークで、課せられた数字はいつも達成できて、

それなりの評価もいただいていたけれど。

これって、私が本当にやりたいこととは違う、といつもジレンマ。

 

自分の頭の中にあるものをアウトプットして、生徒に渡すことは良しとしても、

『商品』を売るような仕事(塾や予備校では、何科目を受講してもらか、

生徒や保護者に営業をかけることを意味します)は、私のやりたかったこととは違う。

 

けれど、当時の私は、私立中学へ通わせる二人の子供がいたし、贅沢は言えず。

背に腹は代えられぬ、と、任された仕事をひたすらこなすのみ。

 

そんな時に、母が倒れて、自宅介護となり、塾、予備校、全ての外での仕事を辞めることになりました。

今思えば、母が、苦しむ私を命がけで助けてくれたのかも知れません。

自宅介護をしながら、家でできることを、にシフトしてゆき、

『営業のジレンマ』からは解放されました。

 

生徒募集は、基本しない。口コミ、口コミ。

ご紹介で生徒を増やして寺子屋スタイルの塾をささやかに続けてきました。

私のやりたいように、生徒が望むように。

 

軽度なれど、喘息と高血圧持ちの私は、コロナ禍で、対面レッスンを諦めました。

 

また新たな転機です。

 

オンライン塾起業にあたり、力を貸してくれた仲間のおかげで、遠隔地の生徒さんもできました。

通って来られない遠い場所の生徒さんに教えるという新しい経験。

生徒さんはもちろん、教える側もそれなりに、緊張も気遣いも、今までとは違います。

でも、コロナ禍にならなければ、踏み切らなかった新しい授業スタイル。

やったことないこと、やってやろうやないの!

人生100年、まだ先は長いですから。

 

還暦を過ぎてから、パワーポイントを覚え、Facebook ライブや、Instagramにも挑戦し始めています。

 

Never too old to be inspired ?

奮い立つには遅すぎる?

いえいえ、

It’s not too late to be inspired!

 

胸を張ってそう答えたい。

 

還暦過ぎの四人の孫のお婆ちゃんが自信を持ってそう言いましょう!

 

だから、若いあなたは、立ち止まらないで。

恐れないで。

自分を信じて、行きたい道を進んでください

 

人生はいつも選択肢の連続。

朝起きてから寝るまでの時間だって、常に選択の連続でしょう。

 

ただし、自分で選んだ選択肢が間違っていたとしても、それは自己責任。

でも、その間違いから、また新しい次の選択肢が必ず生まれて来るから。

 

人生に無駄なことなんて、一つもないよ。

 

いっぱい転んで、いっぱい傷ついて、

いっぱい泣いて、でもいっぱい立ち上がって

いっぱい笑ってきたGrannyから、

若いあなたにエールを送ります!

 

 

今日は、長くなりました。ご容赦。