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子供の嘘

子供の嘘



こんにちは!Granny’s オンライン英語教室のGranny Hirokoです。

お盆休みが始まりましたね。

ワーキングマザーのお母さん達は、ちょっと一息でしょうか?

 

さて、今日は、「子供の嘘」について。

「嘘はいけない」

「嘘をついたら閻魔さんに舌を抜かれるよ」

「嘘をついたら、ピノキオみたいに鼻が伸びるよ」

 

色々と恐ろしいことを言っては、子供たちには繰り返し、嘘をつくなと教えていますよね。

で、私はどう?

嘘なんて一回もついたことない?

いやいやいや、小さな嘘なんてしょっちゅうついてますよね。

その時は「嘘も方便」とか、旨い言い訳をしながら、大人だって沢山嘘をつく。

 

でも、可愛い我が子からつかれる嘘は、母親にとっては辛い。

他の誰からつかれる嘘より辛い、ですよね?

 

悪かったテストの点数のごまかしに始まり、参加を促されていた塾の特別講習のチラシを隠されていた、とか

部活のあと補習があるからと遅くなった子供のカバンから、映画の半券が出てきたとか。

 

はい、これ、全部、私の実体験です。( ´艸`)

 

一歳半違いの年子の姉弟を育てたGranny には、その反抗期も、ほぼ同時期にやってきました。

地獄の日々やったねえ。今は笑い話ですが。

渦中にいたときは、

「私の子育て間違ってたんやろか?」

「他人のお子様に英語指導してる場合か?えらそうに。」

と、激しく自虐、落ち込みましたよ。

 

嘘もいっぱいつかれました。そんなある日、息子がついた嘘を問いただしていたら

「お母ちゃん、あんな、お母ちゃんが立ち上がれへんような嘘は俺はつかない。

けど、お母ちゃんとの暮らしを円滑にするための善意の小さい嘘なら、毎日ついてるから。

これからも、つくから。いちいち、目くじら立てんとき、しんどいだけやで。

たぶん、お姉ちゃんも同じやで。」

と、衝撃の回答。

屁理屈なんやけどね、なんか、腑に落ちてしまった私。

最後はもう、笑えてしまって。

あほらし!って。

こんな屁理屈つけるような大人になった子供を

自分の配下になんとか置いて、私が気に入るように必死で躾しようとあがくのは

もう、辞~めた!って思ってしましました。

 

そしたら、ちょっと肩の力が抜けて。

嘘を見抜きながらも、「人としてついては絶対にならない嘘」

「他人様を傷つけるような嘘」の時だけは、取っ組み合っても制止するとして。

俯瞰されていた方が、子供は意外に悪いことはできないものだと。

 

嘘をうまくつくには、頭が必要。

ま、もっとええことにその知恵を使って欲しいものですが。

大人になっていく階段を上る際には不可避な「嘘」

 

「親」という字は、「木の上に立って子供を見ている人」を表すのだとか。

私は、すぐ木から降りて子供に駆け寄り、全体像が見渡せない、「小さい親」だったなあと反省。

 

でも、今、子育ての只中にいるお母さん達は、熱くなっていいと思います。

理不尽に叱る日もあるでしょう。

ご自分に、「そこに、愛はあるんか?」と自問自答して、「愛」があるなら

大抵の理不尽な叱り方もオーライだと、長い道のりを振り返って思うのです。

 

英語で悩む子供たちと、お母さんの応援団をずっと続けてきたGranny からの小さな

アドバイスでした。